~ また一つ年を重ねて ~

また、気持ちが重く沈むこの時期を迎えました。

それでも、年末、年始と、あの日から途絶えることなく、

秀輔の友人が家を訪ねてくれます。

あれから8年。いろいろな事がありました。

今朝新聞のエッセイに目が留まりました。

誰もが事故を起こそうとして起こしている訳ではないのだろうけれど、

被害にあった者はただただ辛く、寂しく長い時を過ごさなければなりません。

きちんと謝ってもらえたら気持ちは変わったのだろうか?

このエッセイのように、誠意を加害者から感じる事ができたら...

今ひたすら願う事は、事故を無くしたい。

信号機がついていたら・・・

道路が改修されていたら・・・

起らなくて済む事故ならば、起こさないように。

それが、いまだに秀輔を偲んで訪れてくれる友と、私の望みです。

そして今、私の会社は交通事故のない社会のために

自動運転車に必要なセンサーのメーカー開発の仕事に注力しています。

開発が進み、早く車の自動運転の時代が来ればと強く願っています。

自動運転の時代...それは交通事故がこの世界からなくなる時代です。

その時を、私も亡き息子も心から願っています。

長野日報 2017年1月7日 掲載記事

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