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交通事故によって16歳の若さで亡くなった
小林秀輔を偲んで

~ 新聞記事より ~

6年半前に重大な過失運転で、わが愛する息子 秀輔の命を奪ったフレイシア中沢社長が、再び罪を犯し書類送検をされました。

平成27年9月4日の新聞記事によると、諏訪労働基準監督署が、中沢本人とフレイシアの双方を地検諏訪支部に書類送検をしたと書かれています。本人もその罪を認めているとの事です。

起訴内容は、社員の方の給与を払わず、踏み倒した、賃金不払い容疑です。

私なりに調べてみましたが、中澤は、息子 秀輔の命を奪う以前から社員の方々への給与を支払わず、その数は今回の3人だけでなく、さらに多くの社員がいたようです。

また給与不払いだけでなく、多くの取引先にも借金の支払いをせず、各方面に多大の迷惑をかけていたとのことでありました。

今回の起訴は、平成25年1月~3月が対象になっていますが、息子の事故は平成20年の年末でしたので、事故後も罪を全く悔いることなく、改めることなく、執行猶予期間中に賃金未払いを継続的に故意に繰り返していたということです。普通では考えられない行動ではないでしょうか。

本来であれば、自分の重大な過失で人が亡くなったということだけでも、自分の犯した罪を悔い、仕事をやめ、これ以上の罪を犯すまいと反省の日々を送るのが普通の人間であると思います。

いえそうあって欲しいと思っていました。

しかし中沢は、あれから今日までの7年、私たち両親に謝罪をするどころか、息子が亡くなった後も平気で事故車を乗り回し、免許が取り消しになった後も、すぐに免許を取り直し、運転を続けるという異常な精神の持ち主でした。

中沢にとっては、本来払わなければならない社員の方々への給与を、社員の勤務態度に問題があるからと、相手のせいにし、給料を支払わなくても良しとすることは、当然の事なのでしょう。

罪を繰り返し、人に迷惑をかけ続けることを繰り返す中沢を、許すことはできません。

こんな人間に息子が命を奪われたかと思うと、亡くなった息子も浮かばれません。

検察においては、前科もあり反省の気持ちもなく罪を繰り返す中沢に対して、厳正な処分をお願いしたいと思います。

自分の意志とは全く関係なく、16歳という若さで命を奪われた息子 秀輔の無念な思いを何とかやわらげてあげたい。親としては、心からそう思って来ました。

中沢の今回の書類送検は、自分で犯した罪に対する当然の報いであると思います。

検察の今後の動きに大いなる希望と期待を持って、その結果を待っています。


2015年9月4日 掲載 2誌

2015年9月4日 掲載 2誌


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  1. Re:~ 新聞記事より ~

    このブログを読ませていただき、同じ子供を持つ親として悲しみ、無念さ、お察しします。
    私が、このブログを目にしたのは、加害者の会社にパートとして働いていたからです。働き始めてすぐ、異常な会社だと気付きましたが、他のパートの人と話し合い、円満にやめるよう努力しました。しかし社長は、その事を察してか喧嘩を仕掛けてきました。私は、まんまとのってしまい、辞めました。当然、給料は振り込まれず、岡谷労働基準監督署に相談しましたが、私の前にも何人も被害者がいることを知り、それでも訴える労力が大変だから泣き寝入りしてる現状を知りました。私は、立ち向かうつもりでしたが、いろんな人に相談した結果、家族を守る為、断念しました。社長は、ストーカー的な要素があったので怯えて暮らしていくのが恐かったからです。特に子供達に害が及んだらと考えるとぞっとして出来ませんでした。
    久しぶりにブログを読ませていただいて従業員が訴えて会社も無くなったことを知りました。私の気持ちの中でやっと終わったと安堵しましたが、 同時に あの時、私が訴えていたら私の後の被害者は出なかったのではと悔やんだり、あなた様の気持ちがもう少し早く楽になっていたのではなかろうかと思います。申し訳ありませんでした。
    私ごとですが、今まで数々の辛い出来事があり、相手を殺したい程憎んだこともあります。
    でも憎むよりも前向きに生きていこうと決め、日々まわりに感謝しながら過ごしています。
    私からの投稿は、何の気休めにもならないと思いますが、加害者と関わった一人としてお詫びと亡くなった息子さんの御供養の気持ちでさせていただきました。
    これからもブログを更新して下さい。

    <2017年6月25日 匿名様コメント>

    返信

    投稿者名 webmaster