つばさ16・きせき16サイト

交通事故によって16歳の若さで亡くなった
小林秀輔を偲んで

~ 7回忌を迎えて ~

今年最初の雪が降りました。

とても寒く、身が凍えます。

秀輔を亡くし、早6年が経ちました。

この12月は7回忌の法要をします。

この次は13回忌。

6年後はどうなっているのかわかりません。

だから7回忌の法要は秀輔の大切な中学・高校の友人を

沢山お呼びしたいと思っています。

来年の3月、大学に通っていたはずの秀輔とその友人が、

卒業します。

次の生活に向けて、秀輔の大切な友達は忙しい日々を過ごしていることでしょう。

そして新しい生活のために地元をはなれ、

みんな離れ離れになってしまう。

その前に、秀輔をみんなで囲んでもらいたい・・・

忙しい中、秀輔のために何人が集まってくれるでしょうか?

沢山集まって欲しい、

そんな思いで、7回忌の招待状を送りました。

不安と期待を込めて招待状の返信を待ちました。

でも、心配は杞憂のものでした。

たくさんの秀輔の友人が出席という返信をくれました。

みんなは秀輔を忘れないでいてくれたのです。

わざわざ秀輔のために、遠く離れた人も帰って来てくれます。

この日来れない人も、返信欄には年末に秀輔に会いに来てくれると、

何人も書いてくれてありました。

このうれしい気持ちをどうやって表せばいいのかわかりません。



加害者の中澤の会社は既に消滅し、

中澤はこの諏訪から出て行きました。

中澤がいなくなった事で、

胸のつかえが少し楽になった反面、

最後まで、誠意を持ってきちんと謝罪しなかった、

中澤への恨みと憎さが募ります。

秀輔の優しい友達と共に、

私も一区切りつけるため、7回忌に臨みます。



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