つばさ16・きせき16サイト

交通事故によって16歳の若さで亡くなった
小林秀輔を偲んで

~ 出棺 2008年12月31日 ~

普通の年なら大晦日です。

我家はこの日秀輔を火葬にふしました。

秀輔の姿を見られるのもこれが最後です。

切なくて、悲しくて、それでも出棺の時間は近づきました。

その時です。電話が加害者からかかってきました。

「これから線香をあげに行ってもいいですか?」

加害者は通夜にも顔も出さずにいたのに、何故この悲しい別れの時に!

葬儀の一連のスケジュールを知らないで電話をよこしたのでしょうか?

それとも出棺だからとその時間に合わせて電話をよこしたのでしょうか?

悲しみが加害者に対する憎しみに変わりました。

結局加害者はそれきり、自宅を訪れる事はありませんでした。


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